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卒園式(6歳)

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こんにちは!
療育ママ&オンライン・カウンセラー味元(みもと)泉です。
先週、息子の卒園式がありました。

我が家から幼稚園児がいなくなりました、寂しいですね。

いま時、
「我が園では、お勉強はいたしません。」と言い切ってしまう、粋な幼稚園でした。

スモックを泥んこにして、毎日元気いっぱい遊んでました(山探検ができる広いお庭があります!)

お友達や先生とたくさん遊ぶ中で、この時期に必要な学びをたくさん経験させて頂きました。

彼の心の中のAnchorも充分重たくなったことでしょう。

Anchorの説明はこちら

数年前、娘の幼稚園を探したときには「うちの幼稚園では、お預かりが少し難しいかもしれません・・」と何度か言われました。
この幼稚園だけは、「いつでもお待ちしていますよ~」といってくださったのです。

園長先生始め、担任の先生方は、いつも園児を主役にして、愛情たっぷりの保育をしてくださいました。

息子にとって、本当に幸せな3年間だったと思います。

式の終了後、園庭に集まっているお友達やお母さんにもお礼を言って・・・
たくさん写真もとって・・と考えていたのですが、なぜか園庭の隅で荒ぶりだす息子・・・笑

式の間は緊張もしていたのでしょう、しきりに目や顔を触っていました。
(証書授与はとても立派でした~泣)

彼は、プレッシャーがかかる事、じっとしている事、大人と話す事、何度もお礼を言わされる事、とても苦手なんですね。

バスの先生、用務員さん、園長先生、担任の先生・・とお礼をお伝えしていく中で、徐々に様子がおかしくなっていきました。

次はお友達と写真をとって・・・と思った次の瞬間、

容赦なく繰り出されるパンチ、キック、投石、そして号泣・・(DVはパパに対してのみ行われます)そして言葉にならない叫び。

3月に入ってから、「ずっとこの幼稚園にいたいな・・」とつぶやくようになっていました。

式の緊張と、苦手な写真撮影、大人との会話、大好きなお友達と離れる寂しさ、何より、今すぐ目の前の公園で遊びたいという欲求。。。

とうとう我慢できず、小さな心が悲鳴をあげました。

まだまだ自分の気持ちを上手に表現できないですから、私達を睨みつけながらひたすら地球を蹴り続けます。早々に卒園式を後にしました

帰り道もなかなか怒りが収まらず、引き続き子供らしく感情を表現する彼(平たく言うとパンチ)を見ながら、

初めて関わった小さな社会で、豊かに、自由に情緒を育てて頂けたんだな・・と改めてありがたく感じました。(職業病)

幼い時に、感情を抑え込んだり、抑圧しなくてはならない環境で育つと、
大きくなってから「あなたはどうしたいの?何がしたいの?」と聞かれても、恐怖を感じてしまったり、誰かの「正解」を探してしまい、自分がしたいことがわからないそうです。

喜怒哀楽、すべての感情を自然に感じられることは、自分らしく生きるためのヒントになるのだそうです。

卒園式にて、喜怒哀楽全部見ました。安心です。

話はかわりますが、年少さんからの個別面談で、3年間、毎回言われた言葉があります。

担任の先生:「あの、〇〇くんは、基本的にほとんどお話を聞けてないんですね。
別の事を考えていたり、お友達にちょっかいを出していたり。周りをみてから動いているので、いつもワンテンポ遅いです。小学生になったらちょっと心配ですね^^」

よもやよもや・・穴があったら入りたい。。。

自分らしく生きる事に関しては心配なさそうですが 笑 マイペースすぎて・・
もう少しお話を聞けるようになったら尚の事、いいなと思いました💦

ママは、お話聴くのが大好きなんですけどね^^

小学校でも楽しい日々が待っていますように・・☆

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