ブログ

授業参観と発達検査と(3年生・9歳)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

昨年になりますが、コロナ禍・三密を避けての授業参観に行ってきました。

娘のクラスは、1年生から6年生まで10人程。パーテションで仕切り、それぞれの課題に取り組む「個別学習」の時間でした。

学習内容は、国語の文章穴埋め。1年生初期くらいのレベルでしょうか。
選択肢の中から「味」を選ぶ設問でした。

レモンは『すっぱい』とか、おくすりは『にがい』とか。

カレーは『あまい』あじがする。と、娘が答えていてほっこりしました。いつもパパが作るカレーは甘いもんね。
「〇〇さんのおうちのカレーは甘いのかな?」と、△をつけてくれる先生にもほっこり。

そして、小学校3年目にして、やっと授業中にフラフラ立ち歩かず、最後まで座っていられる姿を見せてもらい、感激しました(我ながら、ハードルが低い・・)


彼女は体幹が弱いので、長時間座っているとやっぱり姿勢が崩れてきたり、まだまだ注意力散漫な部分はありましたが、とても頑張って長い時間の授業を受けていました。じっと座っていられなかった療育時代からすると天才的な成長です。

嬉しいなぁ・・

そして先日、療育手帳再交付の為に、発達検査に行ってきたんですね。
こちらも2年前の検査の時より、しっかり成長していました。

実年齢とは2歳半程の遅れがあります。がしかし、検査をしてくださった先生によると、

「大切なことは、実年齢との差を、埋めようとする事よりも、
本人が居心地よいと感じる環境で、長所を伸ばす事。」

だそうです。

なんて素敵。とても共感しました。

子どもを真ん中にして、本人のスピードや特性を尊重した子育てを、
学校、地域、家庭一丸となって協力し合えている今がありがたいし、恵まれているなと思います。

私の娘は、聴覚が優位で、映像や絵カードでの情報プラス、言葉での説明があると更に理解しやすいそうです。

又、理解するスピードがゆっくりなので、指示の反復と、理解できているか本人の言葉で伝え返してもらう事もとても有効だそうです。

こういうフィードバックが本当にありがたい。親でもわからないですからね。

家族含め、関わる人とお互いに理解し合う事で、誤解も生まれにくく、ストレスが軽減されると思います。そんなわけで、学校と放課後デイの先生にも検査の結果をお伝えさせてもらいました。

「早く一般級に行きたいなぁ・・どうやったらいけるのかなぁ・・?」と、
帰りながらつぶやく娘に、

「37歳と40歳になったら、そんなに変わらないんだけどね~」と言いながら帰ってきました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

コメントを残す

*