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就学準備(年中)

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私たちの住む地域では、卒園後の進路は大きくわけて以下のようになります。

・地域の小学校の一般級
・地域の小学校の個別支援級
・地域の小学校+通級
・特別支援学校
・私立の支援学校やフリースクール

「療育センターに通っている子の大半は「地域の小学校の個別支援級」に就学します。」と就学説明会で言われました。

自分たちに選択権があると思っていた私は、

「そうはいっても、まさかうちの子のレベルでは個別支援級には行けますまい。」

軽い気持ちで「地域の小学校の個別支援級」を見に行き、衝撃を受けます。

自分が小学生だった時、大好きだった校舎は、障がい児を持つ母の視点でみると、あまり安心できる場所ではありませんでした。
(目がすっかり療育センターモードになっているので)

巨人の国に来たかのような大きな椅子と机、トイレは和式(ペーパーまでが遠い)・・

掲示物も白黒で、壁も無機質で、無色で、なんだかとても冷たい場所に見えたのです。巨人のような大きさの6年生にもビビりまくり、「こんな環境に娘を置くのか・・」と、泣きそうになりました。

その足で療育センターに駆け込み、担任の先生と園長先生をとっつかまえ、

「なんとかならないんですか!!!!!うちの娘はそんなにできません!!!」と目一杯、プレゼンしましたが、答えは、

「療育センターは何もできないんです。。そして、〇〇ちゃんの成長度合いでは、特別支援学校は難しいですね・・」

それでも必死だった私は、「学区を越境したらいけるかもしれない!」と、
しれっと隣の学区の特別支援学校の見学に行ったりしますが、そもそも越境があり得ないくらいに厳しいとの事でした。

ミッション系の私立の学校を見学にも行きました。
働きたくなるくらい、温かい良い学校でしたが、そこも新1年生の募集がたったの4人。こちらも娘よりもだいぶ重度のお子様を受け入れているようでした。
結局受験もしませんでした。

歌舞伎症候群の診断が下りたとき以来の悩ましさで、年中さんの最後から年長さんの最初の頃まで久々に眠れぬ夜を過ごしました。



今現在は、「行きたい、行きたくない」の波はありながらも元気に「地域の小学校の個別支援級」に通っています。学校は大好きみたいです。とても良い先生方にも恵まれまして、巨人のようなお兄さん、お姉さんにたくさん可愛がってもらっています😍

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