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療育センター親子通園 (3~4歳)

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年少さんの1年間、療育センターは親子通園でした。
週2回~3回 親子でお弁当を持って参加です。

お弁当の時間には摂食指導もしてくださいました。
(一口の大きさや、苦手の分析、食具の使い方、咀嚼できているかの確認)

ホールや園庭で一緒に体を動かしたり、プールに入ったり。
翌年からの単独通園に備えて、数時間づつ母子分離の訓練もしていきます。

母子分離の時間にはお母さん同士の懇談会や、勉強会がありました。

私達が通った療育センターは、「穏やかに生活できる子ども」を育てる。という理念をベースに活動されていました。

何かができるようになることももちろん大切ですが、この数年間は子供たちが
生涯にわたり、なるべく穏やかに生活できるような心のベースを育てる、
「根っこを育くむ」時間として過ごしましょうという素晴らしい方針でした。

そんな大事な時期、実は振り返ってみれば我が家の娘は何をしても怒り狂っていたイメージしかありません。
外部からの刺激に反応しやすく、すぐにふらふら椅子から立ち上がってしまうので、紙芝居やお歌遊びの時間は椅子に体を保定されていたのですが、怒りながら椅子ごとジャンプしていました。

先生の言う事も、基本聞かなかったですが、

「困らせる子は、困っている子」

そんなに怒るなんて、今思えば娘が一番しんどかったのでしょうね。だいぶ遅れてきた「いやいや期」だったのかもしれません。

私自身は、下の子も産まれ、寝不足も重なり、
当時はそんな娘に寄り添う精神的な余裕は無かったような気がします。

何をしたら穏やかでいてくれるのか、喜んでくれるのか?
(怒鳴り散らしていました💦申し訳ない・・)

わからない事だらけでした
(今でも💦)

ところがある日の事ですが、いつもぷりぷり怒っていたお姉ちゃんが、弟におやつを分けてあげてました。
(正確に言うと口元にぐいぐい押し付けていました😅)

ある時は、メルちゃん(お人形)の小さな毛布をお昼寝中のお腹にかけていたり・・

できない事だらけだし、根っこも育っているのか見えないですが
これだけ心が育っていたら御の字か・・と、自分を納得させた記憶があります🙄

ちなみに、療育センターで言うところの「根っこ」は、
私のカウンセリングルームの「アンカー」と同じ意味合いです。
他にも「心の安全基地」や「自己肯定感」というように表現されることもあります。

教師の子どもは、グレやすいと聞いたことがあるのですが、
(噂です。熱心な先生程、クラスの子どもに時間を使うので)
カウンセラーの子どもの「根っこ」(アンカー)の育ち具合は果たしてどうなんでしょうか・・・

それがわかるのは彼女が大人になってからなのかなぁ・・と思います。

ちなみに8歳になった娘の今はどうかというと、相変わらず気に入らないことがあると、ぷりぷり怒っています😣
最近の自粛生活では、怒ったら自ら鍵を開けて脱走するという技を身に着けました。


大きくなりました。
負けじと、内鍵をかけることで立ち向かっています😅

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